飯田組では、積極的にZEB(Net Zero Energy Building)のプランニング・建設に取り組んでいます。
その取り組みをご紹介いたします。
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称です。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。
建物のエネルギー消費量をゼロにするには、大幅な省エネルギーと、大量の創エネルギーが必要です。
そこで、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、3段階のZEBシリーズが定義されています。
省エネ(50%以上)+創エネで100%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
省エネ(50%以上)+創エネで75%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物
省エネで基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量の削減を実現している建物